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新宿区立新宿福祉作業所で職員さん向けの研修を実施

5月23日、新宿区立新宿福祉作業所で職員さん向けの研修を実施しました。

これは、まず、職員さんに学んでもらって、その学びを利用者さんのレクリェーション活動に活用してもらうという趣旨で行っているものです。


第一弾は、伝統の「染色体験」

新宿区は「染」の文化が芽生え、広がって、一つの産業を築き上げた町で、明治、大正、昭和とその伝統文化をつないできました。


講師に、新宿区「技の名匠」認定、手描き模様師 工藤 博(くどうひろし)氏を迎え、職員さん3名に、型摺り染、葉形押し染に挑戦していただきました。


こちらがその模様です。

これは、型摺り染。染料を筆になじませ、型へ円を描きながら色を付けていってます。ポイントは、染料を付けすぎないこと。


完成しました!


次が「葉形押し染」




こんな流れで実施しました。

①葉っぱを選び、レイアウトを考える

②葉っぱに、刷毛になじませた染料を付けていく

③カットした新聞紙を上に重ね、上からこする

※こする力が強いと、葉脈がうまく出ないこともあるので力加減が必要




後処理としては、型摺り染、葉形押し染に共通するのは、染料を乾かす。

その後で、あて布をして、アイロンがけをする。


写真のものは、職員さんは「ランチョンマット」にするつもりらしい。


このような感じで、染物体験の研修をさせていただきました。


 
 
 

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